医師 黒木 弘明

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二〇一九年 一〇月一六日(水)

綴りごと 想いごと

助ける

        

      

あなたを助ける上でもっとも力強いのは

やはり、あなたより他に居ないと思うのです。

    

      

他人の私が、いえ、私が身内であったとしても

私の及ぼす影響より、あなた自身の選択の方が

はるかに優っているのです。

    

     

究極的に申せば、

私は人助けは出来ないのだろう、と考えています。

その人を助けるのは、私ではなく

その人自身だからです。

    

     

そんな人助けのできない私がしているのは

その人がしている「自分を助ける」という作業を

私の範疇で応援している、というだけです。

それ以上のことはありません。

   

     

ですから厳密に言えば、私の元に来られても

救いや癒しは、ありません。

有ってもせいぜい、ヒントやキッカケです。

   

    

渇いたように求められる優しさや思いやりのような

そんな気の利いたものは、

私の品揃えには無いのですが、

私とあなたの瞬間の出逢いが織り成す

化学反応のようなものでよければ、置いてます。

    

    

それが人によっては

ひらめき、インスピレーション、

発想の転換、トンネルの出口などに

変わって行くのだそうです。

   

    

仮に私の言葉が悩める方に影響したとしても

それは私から出た癒しではなく

ご本人の中に内在していた癒しが顕在化しただけ

只それだけのことだと、私は捉えます。

     

      

私があなたを信頼するのではなく

あなたがあなたを信頼できるように

   

    

私があなたを愛するのではなく

あなたがあなたを愛せるように

   

    

あなただけが豊かになるのではなく

あなたを含めた森羅万象が豊かになるように

それが私の仕事です。

大好きな仕事、生業です。