医師 黒木 弘明

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二〇一九年 五月二〇日(月)

綴りごと 想いごと

信じる愛

 

自分を生きる

自分を守る

自分を全うする

 

 

それだけで十分大変な作業です。

あまりにも大変な作業なので

私たち人間には

とても独りでは完遂できないです。

 

 

だから、何かの助力が必要です。

生きとし生けるものが

互いに助け合い、支え合わなければ

命を全うすることは、難しいでしょう。

 

 

私たちの周りには

沢山の愛と助力が拡がっています。

目を凝らして、呼吸を落ち着けて

よく見て、よく感じて下さい。

 

 

太陽の陽射し、陽だまり

風の音、鳥の声、雨だれと風雪

食べ物や衣類、雨風しのげる家屋

文学や音楽、美術や芸術

全てがあなたを助けてくれる愛です。

 

 

しかし、僅かでもあなたが疲れてしまうと

愛を感じる心が萎え、心配事に頭の中を占有され

暗闇の中に落ちてしまうかも知れません。

そんな経験のある方も居られると思います。

 

 

再び生気を取り戻すには

まず、あなた自身が信じることです。

 

 

あなたが愛され、守られていることを

信じることです。

 

 

特定の人物やモノに頼ることもできますが

形あるものは、いつか限界がきます。

長くは続きません。

 

 

それよりも

あなたの人生が

たった一人のあなたを護っている

ということを

信じてみては如何でしょう?

 

 

護るとは

何も都合の良いことばかりを

提供することではありません。

 

 

この先の成長に備えて

自分を研磨する練習の機会を

与えることも、護ることでしょう。

 

 

苦しい日もあるかと思います。

辛い日もあるでしょう。

何もかも放り出したくなることさえ

あるかも知れません。

 

 

何を信じ、何をするかは

それぞれの自由意志ですが

辛い時こそ

信じる心が試され、鍛えられます。

 

 

人生が自分を守ってくれる

人生が自分を愛してくれている

 

 

ということを信じる心を育てる為には

この不安定な地球の世界は

ある意味では最適な環境なのかも知れません。

 

 

苦しいことがある時

思うようにならないことがある時

 

 

それは、

人生があなたを責めているのではありません。

あなたに促しているのです。

耳を澄ませてみましょう。

 

*************************

 

もっと大きな愛が

あなたを待ってるのです。

 

 

だから、今できるうちに

少しずつ練習しておこう。

少しずつ変わってゆこう。

やけになってはダメだ。

他人と自分を比べてはいけない。

 

 

もっと息を深く吸いなさい。

深く体の隅々まで

自然の愛を充満させなさい。

 

 

安らぎを感じなさい。

安寧を自分で創りなさい。

閑かな時間を創りなさい。

 

 

心配事に惑わされてはいけない。

そんな不健全な状態で

自分の価値を小さく見積もってはいけない。

独り相撲だ、それは。

 

 

もっと自分の中に深く入り

もっと自分を知り

もっと自分を愛することで

本当にあなたに何が与えられているのかが分かる。

 

 

自分に与えられたものを

自分で見つけ、精一杯使い切りなさい。

有効に使いなさい。

それが命の自己表現と言うものです。

 

 

羨望や欲望、願望や希望

その区別はついていますか?

 

 

自己嫌悪と自己鍛錬

その違いは分かりますか?

 

 

依存と共感

その差は分かりますか?

 

 

孤独と固有

似ていても違うのですよ。

 

 

もっとあなたの中に深く入りなさい。

一息ごとに

あなたを愛で満たしなさい。

 

 

そうすれば

自然と感謝が湧き上がります。

心に陽が差し込んできます。

 

 

苦しい日も、絶好調な日も

これを続けなければ

愛は欠けてしまいます。

 

 

愛は、睡眠と同じで

一日分しか貯まりません。

一日で使い切りなのです。

 

 

人間の心には

何年分もの愛を貯めるような

大きな財布は着いていません。

 

 

だから

新しい一日を迎えるたびに

あなたの中に愛を迎え入れなさい。

 

 

そして

感謝を返しなさい。

 

 

その繰り返しの中で

あなたは護られてゆきます。

 

 

それもしないで

自分の人生に不平不満を言うのは

早すぎると言うものです。

 

 

まずは

今あなたに備わっているものを

もう一度、しっかり受け取りましょう。

 

 

そのためには

自分の中に深く入らなければ。

新鮮な空気で自分を満たし

古く不要な迷いを手放さねば。

 

 

信じる心が大切です。

信じる愛が大切です。

 

*************************

 

あなたは一人ではありません。

絶対という言葉を用いて

私はそう申し上げたいのですが

信じるか否かは、あなたの選択次第です。

 

 

願わくば

あなたが愛に包まれていることが

あなた自身に分かるように

伝わりますように。